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この旅一番の(贅沢と)痛手

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トラーパニは、最後の夜も美味しかった☆
おじさんおすすめのリストより、本日はLa Tavernetta di David。
温かい前菜盛り合わせはぜんぶおいしかったし、またもや頼んだブジアーテも美味〜♪
(ここでやすりんは、ついにウニのパスタに巡り会う。が、日本と違って生クリームとか一切使わないので、旬でないオンリーウニ攻撃はややキビシかったよう)
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それにしてもトラーパニの人はよく話しかけてくる。
このレストランでも配膳ついでの「ちょっとした会話」どころか、どんどん話を広げていくので「会話〜♪」って感じだったし、普段の道で会う子連れのお母さんなんかも「夜は寝てくれるの?うちは毛布を足でけっちらかして・・・」だの、初対面の外国人に対すると思えないような会話まで。
なんか短い期間だったけど楽しかったなー。

で、翌朝はおじさんリストのバールでおいしい朝ご飯を取り、チェックアウトしてトラーパニよさようなら。ちょうど木曜だったのでメルカートが開かれていて、「寄ろうかな?そしたらいろいろお土産とか買えるかな?」と思ったものの、どうせ30分くらいしか時間はなかったのでスルー。
そのかわり、高速を使わずにカステッランマーレ デル ゴルフォという海沿いの街に寄ることにする。
どうやらここは一時期、村人全部マフィアだったという街らしい。
宿のおじさんも「あそこはベッリッシマ!」というし・・・
でも、写真で見るようなベストスポットに辿り着けず、結局車から降りてゆっくり観光する時間もなく、ここもサヨーナラー

びしびし飛ばしてパレルモ空港へ!
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ここで「この旅最大の痛手」が勃発。何度思い返しても悔しい出来事。
なんとかパレルモ空港には時間前に着いたものの、ガソリンスタンドがない!
他のレンタカー事務所に勤めるという男の人が「このまま返すと50ユーロくらい取られるね、でもガソリンスタンド行けば40ユーロくらいかな」というので、たいした違いはないのに「じゃあスタンドまで行ってくる」と言った私。ナゼ!!?ナゼそんなこと言った??(怒)

事前にネットで調べてた時、「イタリアは適当だから、事務所にもよるけど大概返却時間は厳しくない。多少遅れたって平気」というのが脳裏に刷り込まれていたようで。。。返却時間についてはなーんも考えてなかった。

結局慣れない場所で、一旦空港から出て(出た瞬間に後悔)、近所の村のガソリンスタンドにようやく辿り着き、「ガソリン満タン!」と言ったら50ユーロ取られ・・・(イタリアでは満タン言うなかれ。金額指定で!)
やすりんと丸と荷物を降ろして、一人で車を返却しに行ったら「タイヤのゴムに傷がついてる」とさんざん嫌みを言われ、「でもフルカバーの保険に入ってるからいいんだよね?」の確認はしたものの、それに気を取られていたのもあり、痛恨のミスを・・・

というかね、「ここにサインして」と言われたレシートの料金が契約料金と似てたから、まさか支払いのサインとは思わずに(返却しましたサインと思ってた。)署名。
やすりんと合流して、チェックインカウンターで並びながら「なんか変よな?」と思ってようやくエクストラを払っていたことに気づいて憤慨。よっぽど焦ってたんだな〜、なんか初歩的なミス。
でも近いとはいえ、レンタカーオフィスまで戻る時間はない。電話して交渉する時間もない。(なんのためのイタリア語やねん!どこが旅慣れてるねん!と自分に喝)
仕方なく最後の手段、東京にいるシモーネに電話で交渉してもらうことになり(・・・)、なんとか50ユーロはまけてもらったけど、結局2万円近く支払うという痛手を負って、心がずきずきしたままイタリアを発ったのであった。ただでさえ「贅沢なるレンタカー」だったのにぃ!
でもシーモには頭が上がりませぬ。ほんとにブラーボ、ありがとう。
借りる直前に「ここではフルカバー保険には入った方がいいよ」と勧めてくれたパレルモ支店の赤ジャケットさんもありがとう。

お正月のおみくじで大吉だったけど、「交通事故には気をつけろ」とあったから内心びびっていたけど、事故にあうこともなく、シチリアで運転するという難関をクリアすることは出来たし、すごく良い体験&お勉強になりました。次回からは気をつけるぞ〜!
(で、やっぱりマニュアル車運転してみたいなぁ)

さて、日記はついにスペイン・バルセロナへ。
でも、この先は友達と一緒だったりして写真も少ないので、旅日記は早々に終わりそう。
by bambolinadue | 2011-03-06 23:23 | 伊・西・デュッセル'11


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