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求める人

『ノルウェイの森』、何度目かの、をもう一度読み直してる。
読み始めるやいなや、「やっぱり直子は美しいんだ・・・」と確認。私の思い込みではなかった、きれいな人だっていう設定だったんだ、で、それはとても大事な要素なので、映画の配役やっぱりちょい残念。若さと美しさが足りなかったんだな〜・・・(それってかなり大きいよね)
それにしても、ワタナベ君にとっての『グレートギャッツビー』と同じく、無駄なページが1ページもない。と思う。あっという間に読めてしまう。

映画に「ショートケーキのくだり」があって嬉しかったけど、「春の熊」がなかったのが残念だった。「ロバのうんこ」もおもしろい。緑は昔に読んだ時より少し魅力的になった気がする。

いろんなサイトでちらっとレビューを読んだら、結構「突撃隊」のファンが多いらしいことを知ったり、緑のお父さんのお見舞いのシーンが物足りなかったという人が多かったり(私もそう思う)、あーなんかそういうの読んでるだけで楽しくなるので、kanaketteとの茶会が本当に楽しみ。(同じ日に映画を見に行っていたもよう)
最近は私も全然読書を出来ないけれど、こういう映画や本について語る相手や機会が少なくなったことが今の人生でとても悲しいことだって思い出した。

そして映画を見ていても再確認したけれど、私はなぜか大学闘争時代に興味があり、「永沢さん」のような人がとても好きだ(小説の中の永沢さんはある部分とても怖いし苦手なんだけど)。小池真理子の小説でも同じ時代について書いた小説を読んだけど、やっぱりいろんな本を読んでいる博識で魅力的な男の人が出てきて、すごくうっとりしたものだった。
永沢さんは「時の洗礼を受けていない作家(死後30年は必要らしい)の本を読むのは人生の無駄だ」とのたまう。それは、なぜだか古い西洋文学ばっかり読んでた当時の私をとっても元気づけてくれた。今でもそうだけど、なかなか現代文学を読めない質なので。

自分の好きな作家がいて、たくさん本を読んでいて、自分の意見を持っている。そんな人は、学生の時にはまわりに少しはいたような気もするけど(choとそのゼミの友達たちが性のあり方について普通にディスカッションしてるのを見た時は刺激受けたわ〜・・・そういえばモーパッサンの小説の何かの序章を暗記してる子がいると聞いて同志社はすごいかも、とも思ったっけ)、今は出会いようがない。やすりんは私の影響で映画を見るようになって(学生時代)、よく映画の話をしたりしたけど、今やまったくそういうの皆無だし。私も、なかなか読書も映画も難しいし(読書すると家族の団らんが危機に陥るような気がする最近)。別にそういう男の人に出会いたいわけじゃないの、女の人でももちろんいいの。

でも、そういう人が素敵なのは若さがある故なのかなぁ、男も女も、年を取ったら単なるウンチク屋でしかないのかも。そうなると、若いってやっぱりすごいことだ。
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さいきん調子が悪いからか「ノー」「ノー!」ばっかりで別人のよう。イヤイヤ期?まぁ若さを満喫してくれ〜
by bambolinadue | 2010-12-22 18:43 | わたし日記


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