旅の予定、旅の記憶

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もう何週間も、何週間も、トスカーナの宿を探してる。
有名だけど、イタリアにはアグリツーリズモといって農家が旅行者に宿を貸してくれる施設があって、そこではオリーブオイルやワインやチーズや、そういうものを収穫して作る作業を見せてくれたりさせてくれたり、馬に乗ったり、そういうことが出来る。
子供連れだし、是非ともアグリでゆっくりしよう!と思ったのだけれど、イタリアの中でもトスカーナにはアグリが何百もあって、どうやって決めよう・・・と後回しにしてた。
何らかの情報やきっかけがあれば良かったけど、イメージだけで何もない・・・
イタリアに住む叔父に聞いてみたけど、特になし。
(でも前におじさんが住んでた家が、まさに今アグリになっているとのこと。)

仕方なく自力で調べ始めたけど、いやはや、想像以上に難航。
出来ればアグリで朝食付き、キッチン付き、(私は出来ればバスタブ付き)、美味しいレストランもついていて(もしくは近所にある)、馬や豚や犬がいて、家族経営で子供がいっぱいいる、ような・・・あ、もちろんトスカーナの丘から見渡す眺望良し、建物は古くて床はテラコッタ、シンプルなトスカーナスタイルのセンスの良い部屋。あ、洗練されすぎていず、もっさすぎず。ね。

そんな条件を満たすところはあるようでなく。
まずキッチン付きで朝食付きが同時にあるところが少なく、バスタブ等は高級なところでもあるかどうか、家族経営でレストラン付きもほぼなく、どれ見ても「これが足りない」状態。

場所も出来れば叔父さんちで慣れたキャンティ地区が良い。フィレンツェからも近く(30分)、シエナにも行ける。
あまりに悩んで、最近世界遺産になったというオルチャ渓谷の方でも良いかな?と思ったけど、やっぱり似たり寄ったり。行き帰りがボローニャ空港だから、あんまり遠いと気持ちが重くなっちゃうし〜

で、だいたい絞れたところ、イタリア在住の友達が気楽に送ってくれたサイトを見てたら知らない宿がいっぱい!超ステキ!朝食ありのキッチン付きおしゃれ物件を見つけたけど、これがまた場所が辺鄙過ぎ・・・・
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またいつかトスカーナに来ることもあろう、とだいたいの条件を諦めることに。キッチンも・・・。
でもキイコロいるし、キッチンなくて大丈夫か?
直前まで悩み続けそうです。

***
何度目かの村上春樹の「遠い太鼓」、ぎっくり腰?で寝ていた1日、最後の方まで読み進めることが出来た。そこにでてきたトスカーナの話。イタリアで家を買うならキャンティしかない、みたいな。
どうやらお気に召したキャンティの村、今わたしが妥協しようとしている宿のあたりっぽい。
これを決め手に、宿探しをやめようかしらと考え中。(キリがない)

そしてキャンティのくだりを読んでいるうちに、そして宿探しでトスカーナの地図を細かく見ているうちに、ものすごーーく懐かしい、普段は思い出さない気持ちがむくむくと。
ヴィアレッジョ、やフォルテ ディ マルミという街の名前にきゅんとしたり、雨がしとしと降り続いてたフィレンツェの長細い変な家のこと思い出したり、調子がよくて言い訳が上手なイタリア人のことを思い出したり、なーんかうっとりしてきたので、日記を探してきて読んでみた。
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ケータイでもらったイタリア人からのメッセージを、書き写してたのだ。
キモイ!オタク?ストーカー??というのではなく、
あらゆるイタリア人からのメッセージを全て。
ケータイで打つゆえの短縮系や文法の勉強になるなと思って書いてたのだけど、
いやはや懐かしくて胸が苦しくなるほど。
そして恋人でもないのに、なんと美しい詩のようなメッセージの多いこと!
女同士なのに「私の宝物」「かわいいかわいいひと!」と呼びかけるイタリア語、やっぱりいとおしすぎる。また勉強すべきかな・・・(でもそしたら使いたくなって、行きたくなって、住みたくなって・・・)

自分が住んでいたルッカの街やら思い出の探索をする気は全くないけど、
お世話になった人たちにはまた会いたいなあ・・・と思ったりして。
ま、今回無理なら次回でいっか
こうして私の「旅夢想」はネバーエンディングとなっていく。今年の旅もまだなのに、次の旅の夢想・・・やすりんには「旅依存症」と言われ、もはや旅企画に参加すらしてもらえない状況。
チーン・・・
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by bambolinadue | 2014-06-25 23:32 | 2014年ポルトガル&イタリア


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